年間120万円までの売買にかかる売却益・配当金にかかる税金が5年間無税となる、とても素晴らしい制度である「NISA口座」ですが、私は今年開設して何も考えずに欲しい銘柄を順に買ってしまいました。

今年の分は枠が一杯になり今年はもう買付できませんが、振り返ってみて

あーあーしておけば良かった!!


と思うことをこれからNISA口座で取引をされる方のために残しておきたいと思います。

ちなみに私は売買手数料等細かいところを気にする人間ですので、手数料の数百円なんか気にしていて大儲けできるか!という考えの方には全くためにならないかと思います。

限りある資金でコツコツ増やしていきたい方向けに書きますね。


日本株ならば売買手数料が高額な銘柄のほうがお得

まずNISA口座での売買の特権として、私が利用しているSBI証券を例に挙げますと、税金がかからないだけでなく

・日本株は売買手数料が無料
・米国ETFは買付のみ手数料が無料

というメリットがあります。

ということで、最大限NISA口座を活用するためには本来かかる手数料を考えて取引したほうがお得です。

SBI証券のスタンダードプランの手数料は以下の通り。

9052


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もし買付候補の銘柄に50万円以上のものがるとします。本来かかるはずの買付手数料525円が無料となります。また途中で売却したいと思った時にも売却手数料の525円も無料となります。

50万円以上の銘柄ですから、高配当株であれば年間2万円程の配当も期待できます。2万円に対して通常約20%の税金がかかってきますから、本来差し引かれる4,000円もまるまるいただけます。

高額な取引はする予定はない。10万円以内の銘柄をコツコツ買っていくつもりだ。という方は、アクティブプランですと1日の約定代金10万円までは「無料」ですので、せっかく手数料が無料のNISA枠なのに10万円以内の銘柄を買ってしまっては勿体ないです。

もちろん今後、配当や売却の際にかかる税金は非課税になるので、税金分は特になりますが、恩恵を最大限は活かせません。


株主優待が魅力の銘柄はNISAでは買ったら勿体無い

これは本当、最近気づきました。

本来であれば配当(分配金)には約20%の税金がかかりますが、優待には都度税金を引かれることはありません。(年間20万円以上になると確定申告が必要)

例えば配当が年0.5%で優待利回りが5%ある銘柄

非課税になるのは配当部分の0.5%だけですので、かかる税金もわずかです。こういった銘柄は特定口座のほうで保有したほうが得だと思います。


頻繁に売買する予定のある銘柄はNISA向きではない

NISAの非課税期間は5年間。5年間にかかる配当が非課税になるのできっちりその恩恵を受けたいところ。できる限り長期で保有していける安定の銘柄をNISAでは保有しておくべきです。少し値が上がったら利確しようと思っている銘柄は特定口座のほうがおすすめです。


米国個別株よりは手数料を考えたらETF

米国株デビューしたい。でも初めてだし少額から始めたい。

通常米国株は手数料が日本株よりも高く、少額の取引には向いていません。ですが、米国ETFだけはNISAでの買付は手数料が無料になります。お試しに少しずつ買うことが可能です。ただ、売却手数料はしっかりとられますので、将来的に売却する時のことも考えて、買付手数料がいくら無料だからと1口ずつ100銘柄とかに分散してしまうと後が大変です。

最終的に1銘柄50万円ずつくらいに5年かけて増やしていける範囲内で銘柄は絞る必要があります。

米国ETFはNISA口座であっても、税国税の10%だけは引かれます。これは確定申告しても戻ってこないので10%は確実に引かれます。日本でかかる約20%の税金は非課税になります。

米国個別株を取引するならば、特定口座のほうが損益通算もできますし、外国税の10%は確定申告すればいくらかは戻ってくるようなので、特定口座のほうが良いと思います。



NISA口座の一番の欠点は損益通算ができないこと

NISA口座いい事だらけじゃん!と思いますが、欠点もあります。もしも保有株がマイナスになってしまった場合に、売却しても特定口座と違って損益通算できません。これは確定申告しても戻ってきません。

せっかくNISA口座で購入したのに、無配当や減配になって売却したい!でも株価も下がっている!という時に通常ならば売却して損益通算すればいいや。と思えますがそれができないので売る時がすごく難しいです。

理想はきっちり配当を貰いつつ、プラスで売却できれば売却益にかかる税金もかかりませんし、いいことずくめですが、全ての銘柄がそう上手くはいかないので、NISA口座で保有するべき銘柄をまとめると


・買付価格が高額な銘柄
・安定した配当(分配金)が長期間出ている会社
・株価の値動きが緩やか
・高配当だが優待は実施していない会社
・米国個別株よりは米国ETF

ということになります。

そもそもNISAの範囲内でしか投資予定がない方には必要ない豆知識ですが、NISAと特定口座を使い分けていきたい方には少しでも参考になれば幸いです。

また来年、新たな気づきがあるかもしれません。

日々勉強ですので、また新たに思うことが追記していきたいと思います。


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